【東京第9区】　練馬区

東京９区政策協定

私たちは、来る衆議院選挙で東京９区において市民と野党の共同候補の勝利を勝ち取り、以下の政策の実現を目指します。

１． 【暮らし】すべての人が健やかに育ち、学び、働き、老いを過ごせる社会、貧困と格差のない安心して暮らせる社会を実現するために、子育て、教育、雇用、福祉、介護、医療、住宅、防災に関する予算を拡充します。

２． 【子育て、教育】保育所待機児童の解消と保育サービスの質向上、学童クラブの拡充、小・中学校学級編制の少人数化、就学援助の拡充、高すぎる学費や奨学金制度の改善をすすめます。

３． 【雇用、生活保障】８時間働けば安心して暮らせる働きかたのルールづくり、過労死をなくす対策、最低賃金の引き上げ、公契約法の制定、「住む権利」の保障、年金制度の改革をすすめます。

４． 【コロナ対策】コロナ対策は、徹底したPCR検査、科学的知見にもとづく営業・外出・通学規制、規制とセットとなる手厚い休業補償・損失補償・学ぶ権利の保障を柱としてすすめます。

５． 【税制】消費税率の引き下げをはじめとして、公正・公平・透明な税制を実現します。そのために国と地方を通じ、個人所得・法人所得・資産・消費の全分野にわたって、税・保険料のあり方を大きく見直します。

６． 【憲法、平和】菅政権による憲法第９条「改正」に反対します。安保関連法制、共謀罪法など、安倍政権が成立させた立憲主義に反する法律を廃止します。膨張する国の防衛費を精査して不要不急の経費を削減し、暮らしを優先する政策の財源に振り向けます。

７． 【脱原発】原発中心のエネルギー政策をあらため、停止中の原発の再稼働、原発の新増設と輸出政策をストップします。再生可能エネルギー政策を推進します。福島の原発事故被害者への賠償と生活再建のための政策をすすめます。

８． 【米軍基地】沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をただちに中止します。普天間基地の早期返還を実現します。日米地位協定の抜本的な改正を提起し、対等な日米関係をつくります。首都圏にある米軍横田基地などを利用するオスプレイをはじめ、危険な米軍機の飛行・訓練の中止を求めます。

９． 【行政改革】国民の共有財産である行政情報やデータ、公文書の管理をめぐり、安倍政権でこれまで繰り返されてきた改ざん、隠蔽、廃棄、虚偽の全体像をあきらかにし、公正・公平・透明で、信頼に値する行政を取り戻します。

１０． 【人権】あらゆる人権侵害の解消をめざし、女性やLGBTs、外国籍住民に対する差別をなくす政策をさらにすすめます。選択的夫婦別姓、社会のあらゆる場面でのハラスメントの防止、ヘイトスピーチの規制を実現する制度改正を行います。子どもの権利条約を暮らしのなかで守り、生かします。児童虐待を防止するために、児童相談所の拡充をはじめとする政策をすすめます。

以上の政策の実現、野党統一候補の勝利のために、全力でたたかいます。

2021年８月20日

立憲民主党東京都第９区総支部長・山岸一生

ねりま９区みんなで選挙共同代表

伊藤朝日太郎、遠藤千春、沖山一雄、柏木美恵子、小原隆治